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タイヤの基本構造を知って日常点検を充実させよう!それでも調子が悪いときは?

タイヤを定期的にチェックすることが大切

車に乗り続けていると、タイヤは摩擦を起こし、空気圧は自然に低下していきます。
自分でタイヤを定期的にチェックすることは、安全に車を運転することにつながります。
タイヤの基本的構造を知って日常点検を充実させましょう。

タイヤの基本構造について

外から見ると、タイヤはシンプルに見えますが、実は複数の層が重なり、複雑な構造をしています。
なぜ複雑な構造をしているかと言うと、タイヤには車を走らせるほかに衝撃を吸収し、車体を支える、方向転換するなどいくつかの大切な働きをしているというのが理由です。

・ゴム層

タイヤを覆うゴム層は、「トレッド部(F)」「ショルダー部(E)」「サイドウォール部(D)」「リムライン(B)」に分けられます。
トレッド部は路面に直接触れる部分で、タイヤを摩擦や傷から守るのです。
トレッド部にはトレッドパタンと呼ばれる模様が刻まれていて、車がスリップするのを防ぐ働きをしています。
タイヤの肩は、厚いゴムでできていますが、この部分がショルダー部です。
タイヤの骨組みであるカーカスを保護することが目的で、熱を発散させるための「えぐり」があるのもショルダー部の特徴になります。
サイドウォール部は、タイヤのパタンやサイズ、メーカー名などが刻まれている部分です。
車が走行しているとき、最も屈曲が激しく、タイヤの中でも弱い部分としても知られ、傷が付きやすいと言われています。
サイドウォール部は、ショルダー部と同じく、カーカスを保護する役目も果たしているのです。
リムラインは、タイヤとリムが接する部分で、リム組みが正確にできているかどうかの目安になります。

 

・タイヤの内側

タイヤの内部は主に「ビードワイヤー(A)」「ビードフィラー(C)」「カーカス(H)」「インナーライナー(I)」「ベルト(J)」で構成されています。
ビードワイヤーは、高炭素鋼線を束ねてタイヤを補強している部分です。
タイヤを補強するほか、カーカスコードを固定する、タイヤをリムに固定するなどの大切な働きをしています。
ビードフィラーは、ビード部(G)にある、断面が三角形をしたゴム層です。
ビード部を補強するのが目的で、ビードフィラーによりビード部は剛性が高まります。
カーカスは、タイヤの骨組みとも言える部分で、ゴムやスチール、繊維などの層でできています。
カーカスは空気圧を保ったり、衝撃に耐えたり、車体を支えるなど、タイヤの働きに直接影響を与える部分です。
タイヤをリムに固定するゴム層がインナーライナーとベルトになります。
ベルトはカーカスとトレッドの間に円周方向に固定され、トレッドの剛性を高める役割やカーカスを傷から守る働きをしています。
ベルトの主な素材は、スチールコードです。

タイヤを日常点検する際のポイント

タイヤの日常点検は、タイヤの空気圧をチェックするほかに、残り溝や異物、傷、偏摩耗などが発生していないかどうかも確認します。

 

・空気圧をチェックする

タイヤには適性空気圧というものがあり、それよりも空気圧が低いと、パンクなどのトラブルが発生することがありますので、走行前にチェックするようにしましょう。
タイヤを押してみて、柔らかいようであれば、空気を入れる必要があります。
適性空気圧は車種によって異なりますので、空気圧表示シール(通常は運転席のドアや給油口に表示されています)を確認してから空気を入れるようにしましょう。

 

・残り溝は十分かどうか確認する

タイヤの表面には溝が走っていますが、溝が途切れた場合や残り溝が1.6ミリになると、スリップサインがタイヤ上に現れます。
スリップサインが出たタイヤで走行するのは法令違反になりますので、スリップサインが出る前に、タイヤ交換することが望まれます。
タイヤの残り溝が十分にないまま湿った路面を運転すると、ハイドロプレーニング現象を引き起こしやすくなるのです。
日常点検では、残り溝の状態をチェックし、スリップサインが出そうな場合は、すぐに交換するようにしましょう。

 

・ひび割れ・傷・異物のチェック

タイヤを長く使用していると、ひび割れや傷が付いたり、異物が食い込んだりすることがあります。
タイヤは丈夫に作られていますが、コードに達するほど傷が深い場合は、タイヤ破裂など走行中のリスクが高まります。
タイヤ内部が損傷する場合もありますので、外傷だけでなく、膨らみなど内部から出た異常についても注意深くチェックするようにしましょう。
タイヤのコードが切れると、部分的に膨らみが生じます。
こうした異常を見つけたら、速やかにカーショップや車の専門店に相談することをおすすめします。

 

・タイヤの偏摩耗を点検する

偏摩耗とは、タイヤの表面が、偏ってすり減っている状態のことを言います。
偏摩耗は、タイヤの片側・中央・両サイドのいずれかが極端にすり減った状態で、放っておくとタイヤの寿命を縮める場合や音が出るようになるのです。
偏摩耗を発見したら、できるだけ早く交換することをおすすめします。

タイヤの調子が改善しないときは?

使用しているタイヤの調子が悪く、自分でメンテナンスをしても戻らない場合は、新しくタイヤを購入する時期に差しかかったと考えて良いでしょう。
通常タイヤの交換は、古いタイヤを破棄して新しいものにしますが、タイヤの状態によっては買い取ってもらえることが可能です。
「AZ All Company(エーゼット・オール・ゼット・カンパニー)」は、東京に店舗を構え、不用になったタイヤやホイールなどの買取を展開しています。
不用品を店舗に持ち込んで買取してもらえるほか、通信宅配買取にも対応していますので、遠方でも買取依頼が可能です。
通信宅配買取では、査定費用や郵送料全て無料で、売買が成立した時点で速やかに入金されます。
通信宅配買取の利用方法は簡単です。
指定された通信買取フォームに必要事項を入力して送信すると、後日おおまかな査定額をお知らせするメールが届きます。
買取を希望すると、「らくらく宅配専門バッグ」または「らくらくダンボールキット」が送られてきますので、商品を入れて郵送してください。
商品を検品し、何も問題ないという場合は、指定した銀行口座に買取額が入金されます。
古くて売るのは無理かもしれないと思うタイヤでも、専門家から見たら価値のある商品ということもあります。
これまで使用してきたタイヤを、少しでもお得に手放したいなら、AZの利用を検討してみてはいかがでしょうか。