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タイヤの規格とパタンを解説!タイヤを変えれば走りが変わる!

立川市をはじめ、国立市、府中市、福生市などの西多摩エリアのみなさま、ご不要のスタッドレスタイヤがありましたら買取に出してみませんか。都内のほか、埼玉県・神奈川県・千葉県など、近隣地域の方にも対応しておりますので、気軽にお問い合わせください。
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知っておきたいタイヤの「規格」とは?

タイヤにはサイズがありますが、全体の大きさだけでなく各部に細かく規格があります。
自分の車に適正なタイヤを選ぶためには、こうした細かな規格をすべてチェックすることが大切です。
まずは各部の名称をご紹介しましょう。

 
・タイヤ外径

外径はタイヤそのものの大きさのことで、外周部の直径を意味します。
 
・タイヤの総幅

タイヤのサイドウォール間の直線距離を意味します。
これには側面の模様などもすべて含みますので、文字などの刻印がある場合にはその高さも含めたサイズになります。
JISや日本自動車タイヤ協会規格などで定めているものです。
 
・適用リム幅

リムには標準リムと許容リムがあり、性能を発揮させるのに適した幅を適用リム幅と言います。
標準リムがタイヤに最も適した幅と形状を持つリムとなり、最適幅はタイヤ幅の70〜75%(インチ)です。
JISや日本自動車タイヤ協会規格などで定めているものです。
 
・リム径

インチ単位で、タイヤに適合するホイールのリム径を意味します。
JISや日本自動車タイヤ協会規格などで定めているものです。
 
・断面幅

タイヤ幅のことで、サイドウォール間の直線距離を意味します。
こちらはmm単位の場合もありますし、インチ単位の場合もあります。
JISや日本自動車タイヤ協会規格などで定めているものです。
 
・タイヤの高さ

以下の計算式で出すことが可能です。
(タイヤ外径ーリム径)÷2
 
・トレッド幅

タイヤが路面と接する部分の幅です。
原則、両側の最も突出した部分の幅となります。

■タイヤに施される「タイヤ・パタン」とは?

前述したとおり、タイヤが路面と接する部分をトレッドと呼びます。
このトレッドにはさまざまな模様が刻まれていますが、それがタイヤ・パタンまたはトレッドパタンと呼ばれるものです。
もちろんこの模様には重要な役割があり、タイヤの駆動力や制動力、けん引力を増加させたり、操縦性や安定性を向上させたりするために施されています。
 
また、タイヤの放熱性を上げたり排水効果を上げたりすることで、タイヤ自身を守る意味合いも持っています。
一般的なパタンのほかに方向性を持つパタンがあり、必要な性能を高めるために随時選択できることが特徴です。
たとえばタイヤの溝面積が増加すれば排水性が向上しますので、濡れた道路を走行するときに効果を発揮することができるでしょう。
ただ、溝の面積が多くなるとパタンの剛性が低下するため、逆にドライ性能はマイナスに振れます。
このように、溝面積と設置面積全体のバランスを変えることで得られる性能が大きく変わるため、パタンのデザインには非常に重要な役割があると言えるでしょう。
パタンの溝面積比は、(溝面積)÷(接地全体面積)×100%で求められます。

■回転方向の決まっている方向性パタン

方向性パタンを施したタイヤには、サイド部に矢印のようなマークが付けられています。
方向性パタンはユニディレクショナルパタンと言い、この矢印マークを回転方向へ合わせて装着する必要があります。
また非対称の方向性パタンが採用されている場合、必ずタイヤ側面に刻印された「アウト側(OUTSIDE)」「イン側(INSIDE)」の表示に合わせて装着が必要です。
 
ユニディレクショナルパタンは回転方向が決まっているため、必ずこの表示に合わせて装着しましょう。
そもそもこのタイプは一般的なタイヤとはパタンもまったく違うので、見ればすぐにわかります。
逆方向へ使う前提のデザインではないため、誤るとグリップしなかったり排水できずにハイドロプレーニング現象が起こったりする可能性があるため注意が必要です。
 
最近はDIYでタイヤローテーションをする人もいますが、このタイプでは前後にしかタイヤローテーションはできません。
またそれも前後のホイルサイズが同じでなければできませんので、詳しい知識なしに安易に手を出すことはおすすめできません。

■トレッドパタンには役割がある

トレッド部には実にさまざまなデザインが施されていますが、これを「トレッドパタン」と言います。
実にタイヤらしい顔の部分とも言えますが、もちろん単に美しい、かっこいいという理由で施されているものではありません。
トレッドパタンには車を走行させるときにさまざまな効果を得る目的がありますが、その役割と基本パタンは覚えておくと良いでしょう。
まず役割としては先にも触れましたが、タイヤと路面の間の水を除去する排水性の向上、駆動力と制動力の確保、操縦の安定性や放熱性の向上などが挙げられます。
 
車を正しく安全に走行し、車の持つ本来の性能を最大限に引き出すためには、優れたパタンを施されたタイヤが必須だと言えるのです。
ただ、先ほど単に美しい、かっこいいという理由ではないと書きはしましたが、同じ性能を得られるならもちろん、見た目的にも美しいデザインのほうが購買意欲がそそられます。
美しいトレッドパタンをデザインすることで、商品としてのタイヤの魅力を高めることにも、各メーカーが力を注いでいるのは事実です。
それでは基本的なトレッドパタンの種類と特徴をまとめておきましょう。

 
・リブ

周方向に連続した縦溝のデザインです。
特徴は操縦安定性が良く、転がり抵抗が小さいことで、騒音も軽減できるのがメリットです。
また排水性に優れるためウェットな路面でも安全に走行できますし、横すべりが少ないのでコーナリングも安定するでしょう。
 
・ラグ

周方向ではなく横方向に連続した横溝のデザインです。
特徴はなんといっても駆動力や制動力、けん引力に優れることで、踏ん張りの利く車と相性の良いデザインと言えるでしょう。
耐カット性にも優れます。
 
・リブラグ

名前からして前述の2つを合わせた性能を持つことがわかりますが、まさにその通りのデザインになっています。
リブの操縦安定性や横すべり防止機能とラグの駆動力や制動力をあわせ持つオールマイティーなデザインと言えます。
 
・ブロック

前三者とは明らかに異なるデザインで、独立したブロックが配列されているのが特徴です。
雪道や泥ねい地に強く、ぬかるんだ路面でも操縦性や安定性を確保できるのがメリットです。
以上4つが基本となるデザインですが、自分のタイヤのトレッドパタンはどれとも異なると感じる人も多いでしょう。
というのも現在の乗用車用のトレッドパタンは、上記4種のパタンを基本に各メーカーが試行錯誤し、新しい設計手法で開発しているからです。
独自技術を持つメーカーも多く、より車のポテンシャルを引き出す工夫が日々なされていますので、ぜひ基礎知識をもとに各社のタイヤを比べてみるのがおすすめです。

■タイヤで車の走行は変わる!

タイヤには規格があり、トレッドパタンには実にさまざまな工夫が施されています。
見た目の美しさもありますが、パタンは単なるデザインではなく、車の走行に関連したさまざまな効果を得ることのできる鍵です。
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